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2007年9月の投稿

2007年9月30日 (日)

赤ひげ

 先週は「七人の侍」だったが、今日は同じく黒沢の「赤ひげ」を観た。これまた面白い映画で3時間という時間を感じさせなかった。いろいろ考えさせられる場面やせりふがあったが、こういう映画では「善」とは何かという問題が出てくる。赤ひげが言うように貧困と無知の問題があって、そこで医療に何ができるかとか、偽善でない「善」とは何かということを考えさせられるが、簡単に答えはでない。映画なのでほどほどのところでほっとする結果が出るのであるが、現実にはいい話はあっても、根本的な解決にはならない。どうなろうとも一人一人がどう生きるかという問題は残されたままなのである。

2007年9月24日 (月)

七人の侍

 黒沢の「七人の侍」をレンタルDVDで観た。久しぶりに観たので、筋も忘れており新鮮に観られた。3時間半という時間を感じさない面白く展開のあるストーリーであった。

 今回は、この戦の話を通じて戦いの方法、人心の掴み方など経営に役立つ内容を切り出すことができた。そういう眼で見るスタンスが出来上がってきたということであろう。

 何点か参考になった点あるいはセリフをあげておこう

①守るのは攻めるより難しい

②もう大丈夫と思っているときが一番危ない時でな

③ひとつ隙を作る。そこに敵を集めて攻める。

④子供にも仕事はできる。大人扱いをすればの話だが。

⑤戦のときは高く翻るものがほしい(旗・・・理念、スローガン)

⑥戦で走れなくなった時は死ぬ時だ

2007年9月17日 (月)

あまりに暑い9月

 昨日(9月16日)は34度を超え、今日もそれぐらいはあるだろう。9月も半ばを過ぎたというのに真夏と同じ暑さである。今が8月だと言われても違和感はないだろう。

 地球温暖化とCO2との関係はまだ検証されていないという主張もあるが、温暖化してることは体をもって理解することができる。むかし、ロシアの科学者は日本を亜熱帯の気候に分類していると聞いたが、ここまでくればそれも正しかろうと思ってしまう。

 このままいけば夏場の電力消費は間違いなく増大するだろう。冬場の燃料消費は減るだろう。年間通してどうなるのかわからないが、温暖化が温暖化を生むという悪循環は生活の知恵で避けたいものだ。

2007年9月16日 (日)

家族的経営

 日本的経営の特徴として家族的経営がある。西欧に比べて社員同士の関係が濃密で、疑似家族的集団として存在している。経営者から見れば社員は家族であり「扶養」の対象である。ここが会社は株主のものという西欧的理解とは違うところで、会社はみんなのものということになる。

 今の会社は先輩たちが築き上げてきたもので、その意思を継いで今後も守り発展させていく。先祖から子孫へという家族の思想に倣ったものである。そういう擬制を意図的に残していくことの是非はともかく、日本の精神的文化的バックボーンに支えられていることは事実で、受け入れやすい考え方なのである。

 先日、技術部の某君が社長に結婚式の招待状を持ってきた。これでまた扶養する人間がひとり増えて、社長もどっきりしたのではないかと思ってしまった。

2007年9月 9日 (日)

安倍晋三内閣

 内閣改造を行ったが、「政治と金」の問題で閣僚が辞任に追い込まれる失態が相次いだ。そもそもこの「ぐずぐず首相」は、第一次内閣で政治資金の処理の問題で決断を下さず先送りし、農相を自殺にまで追い込んでしまった。あのとき素早く辞めさせて、政治資金規正法を改正していれば問題は納まっていたのではないか。少なくとも過去の問題は沈静化できた。

 ぐずぐずしていたので国民の怒りを買い、選挙で大敗し、なお批判の声はやまない。だからマスコミをこぞってネタを探してくる。この国民の失望の元には、あの拉致問題で強気の決断をして(正しい選択ではなかったが)決断力のある政治家としてのイメージが出来上がったところにあるのだ。

 ところが実際は違った。決断力はなく、調整力もない。しかも現状認識ができていない。何もないのである。したがって首相の地位にとどまる理由はない。自民党のなかにはもっとましな政治家がいる。特措法の調整が失敗したらやめるという趣旨の発言をして、自ら退路を示し、やめる筋書きはできた。

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