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2007年5月 3日 (木)

才能か努力か

 世の中には生来の才能で早々と頭角を現すタイプと若い時代には全く目立たず、じわりじわりと力をつけて名前を知られるようになるタイプがいる。もっともこれ以外の名も知られぬまま終わる人が大半であって、成功した人のなかでの区別である。

 この問題を考えるにはスポーツと受験の世界を取り上げると分かりやすい。なぜなら評価尺度がはっきりしているからである。ビジネスなどになると非常に複雑な世界であり、人間関係も大いに影響するので評価しづらい。

 野球でいえば、投手に早熟なタイプが時々出現する。松坂がそのいい例である。彼は球そのものから言えば高校時代にピークを迎えたと思う。ファーストボールとスライダーの切れは今と遜色なかった。あとは経験のなかで投球術を進歩させるだけである。大器晩成の努力型としては中日の山本昌を挙げたい。30代後半になって円熟味を増した。彼は自ら語っているように少年野球では万年補欠であった。練習を積むことによってじわりじわりと実力を積み増していったのである。ただし柔らかくて大きな体を持っており、それが成功の要素であったことは事実だ。小さい体では通用しにくい。また左腕投手であったことも成功の要素である。左腕は貴重なのだ。

 いずれにしても自分の力を試す場がなくては成長のし様がない。どこに自分のフィールドを見つけるかが大事なのだ。

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