« 銃撃事件 | トップページ | 中国のこと »

2007年4月19日 (木)

寄本先生のこと

 大学では寄本先生のゼミに入った。現在成蹊大学の教授である小原氏の推薦で入れてもらったようなものであるが。寄本先生は「ゴミ問題」が専門で、ゴミ本などど呼ばれていた。岩波新書で「ごみとリサイクル」という本を出されている。

 先生の言葉で記憶に残っているのは「民主主義は疲れるよ」というひと言である。当時は地方行政への「市民参加」が流行で、革新自治体では「市民委員会」なるものを設置して住民の意見を吸い上げようとしていた。そのときに寄本先生もアドバイザーとして呼ばれていたのである。しかし意見はまちまちであり、多数決で決定するような案件も無いわけであるから、議論は続けど結論は出ずという事態が続いたのである。それにつき合わされている先生は疲れ果てたのであろう。

 民主主義が根付くには長い年月が必要だろう。今「市民委員会」なるものがどうなっているのか知らない。おそらく耳に入ってこないということは途切れているのであろう。大学の自治も衰退しているようであるし、「自治」は死語になったのであろうか。

« 銃撃事件 | トップページ | 中国のこと »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/246642/6148623

この記事へのトラックバック一覧です: 寄本先生のこと:

« 銃撃事件 | トップページ | 中国のこと »