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2007年4月30日 (月)

教育について

 機会均等は教育の原則である。教育論議がなされると必ずこの言葉が出てくる。学ぶ機会が保証されていることとは、まずは経済的理由によって通学・進学の道が断たれることを防止する制度があるということである。具体的には国や自治体による奨学金制度があるだろう。この制度の充実のために予算の重点的な配分が必要である。

 もうひとつ大事なことは、成長の方向が多岐にありうることである。試験でいい点数をとって難関校に進むことだけが目標であるなら、その路線に乗り遅れたらおしまいである。Aという道、Bという道、Cという道があり、どちらに進んでも社会的に評価を受ける条件があって、どちらかを目指して進む。それが機会均等の背景になければならない。もうひとつ、AもBもCもその報酬において極端な差があってはならない。どの程度の差が許容範囲かここでは言わないが、労働力の価値が基本的には市場で決まるとしても、どんな労働にも一定の価値を見出す社会的意識が醸成されておれば格差拡大は抑えられるのではないか。そういったエトスの醸成には宗教的(宗教ではない)活動が必要であろう。

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