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2007年4月28日 (土)

北朝鮮

 北朝鮮は「朝鮮民主主義人民共和国」というらしいが、それが空しく聞こえるほどに独裁国家である。それは金正日と軍による独裁である。

 北朝鮮は資源の無い国で、土地も肥沃ではない。生き延びる道は工業化を行い、貿易によって富を得るほかはない。現在のように国際的な孤立状態では発展の方向は見えない。独裁者が権力にしがみついている状況では、核の影をちらつかせて他国をおどし、いくらかの経済的供与を引き出すとともに政権の維持を認めさせることができるだけである。ほかの事はなにも前進しない。人民は疲弊するばかりであり、教育はなく(金正日をあがめる事を教えるのも教育だとしたらそれだけはある)、技術的水準は上がらず、労働意欲もわかない。

 独裁の維持に必要なことは情報の遮断である。人間は皆貧しければある程度貧困に耐えることができる。海外の豊かな生活の情報は言うに及ばず、平壌の特権階級の生活も見せてはならない。とはいえ遮断は完全ではない。これが脱北へと突き動かすのである。発展への道は改革開放しかないのである。それは独裁の瓦解へとつながる。必然なのである。

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