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2007年4月20日 (金)

中国のこと

 会社で、月曜日に中国からお客様を迎えることになった。中国というと、孫文、毛沢東、周恩来らの名前が挙がるが、私の最も尊敬する中国人は、魯迅である。高校生の時に読んだ「阿Q正伝」が印象に残っている。

 魯迅は祖国の精神的近代化、すなわち封建的偏狭さからの開放を願っていた。迫りくる帝国主義列強の圧力から国を守るためには、利己的な精神ではなく、毅然として共同的な利益を守る民族精神が必要と考えたのである。そういった彼の精神に感心したわけだが、今の日本にそういう精神はどれほど存在しているのだろうか。よく純粋な精神を持った人をおめでたい日本人などと呼んでいるが、純粋さを貫くには大変な障害があるのであり、生易しいものではない。時代に流されるほうが、よほど楽なのである。

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