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2007年3月30日 (金)

お金とはⅡ

 貨幣に価値を認めるのは共同の幻想であるが、それは財やサービスと交換可能であるという事実に根拠付けられている。歴史的にみても、個人の経験のなかでもずっと続いてきた事実であり、誰も疑わないのである。

 財やサービスは労働の生産物である。したがって貨幣も労働が象徴的に表現されたものなのである。ここは重要な点なのであって、貨幣を労働せずして手に入れた場合は他者の労働の成果物を得たわけである。「投資」には格差や不平等を生む仕組みが組み込まれているのである。自分が労働して得たものだけが正当なものであって、それ以外は個人的に受け取るべきではないという考えになる。イスラムの考え方がそうであるし、日本の安藤昌益もそうなのではないか。

 能力に応じて働き、労働に応じて受け取るのが公正である。余剰が生まれた場合は社会で共有すべきであろう。

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