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2007年3月29日 (木)

お金とはⅠ

 学生時代、バイト先で、ある頭のあまり良くない女の子が紙幣を眺めながら、なぜこんな紙切れでいろんな物が買えるのかしらと独り言でつぶやいていた。素朴な疑問である。皆当たり前のように紙幣を価値あるものとしてみているが、よく考えてみると不思議なことで、彼女が疑問を抱いたことはある意味素晴らしいことなのだった。

 貨幣が価値を持つことの根拠としていくつかの説がある。経済学のテキストを見れば書いてあるだろう。一つには国家がその権力において価値を付与しているからだという説がある。これには一定の説得力があるように見える。しかし、歴史を遡ると、まだ国家の成立しない限られた地域において貨幣に相当するものが使われていたようだ。それは貝殻だったり巨大な石だったりした。そこにはそれらのものが、生活に必要な他のものと交換できるという共通の認識があり、価値はその認識に支えられていたわけだ。

 明日へ続く

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