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2007年3月 3日 (土)

失敗について

 時々思い出す失敗がいくつかある。その多くは子供の頃のものだ。少なからず心の傷として残っている。犯罪ではないが、心の罪というべきものがある。それが以降により大きな罪を犯す抑止力になっているかもしれない。

 以前に比べて心の問題が問われなくなっている思う。物に対する執着はかなりのものだ。時計のブランドはなにがいいだの、バッグは何だのと。その前提となるお金はさらに大きな関心事である。雑誌では企業別年収ランキングであるとか職業別年収だとかの類の記事が幅を利かせている。

 加藤周一氏が知識人論のなかで、次の様に述べている。「東京の知識人(欧米との比較で言っている)は、宗教を語らない。個人の生と死、罪と罰、また救いの問題は、今ではほとんど例外的な少数者の注意しか引かなくなっている。」これを書いたのは1957年のことである。なんと私の生まれる1年前の話である。だから、今がどういう状況かなおはっきり言い切れるというものだ。

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