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2007年3月 8日 (木)

父のこと

 父は尋常高等小学校出であったが、子供4人のうち男子3人を東京の私立大学にやり卒業させた。地方の農業団体に勤め、薄給であったにもかかわらずである。今思えば苦労かけたと思う。もう亡くなっているが、自分が年をとったせいか最近特にそう思う。

 父は自動車の販売が仕事であった。農業団体ということもあってか年に300台ほど販売していた。もちろん軽自動車が多かったと思うが。新聞を読むとか地域の皆から信頼される人物を押さえるとか営業に大事なことを話して聞かされた。しかし営業という仕事はしんどかった様で、セールスマンにはなるなとよく言っていた。頭を下げるのは辛い、人様から頭を下げてもらえる人間になれと言われた。私を政治家にしたかったようだ。今の政治家はそれほど権力を持たないし、尊敬もされていないように見えるが。

 父はセールスをやっていたので顔が広かった。出かけるとあちらこちらで知り合いと思しき人と挨拶を交わすのだった。そのせいか葬式は盛大だった。自分の葬式に何人の人が来てくれるだろうかと考えてしまう。

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