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2007年3月 4日 (日)

参考にしている人物

 われわれが生きている世界、時代を認識するために参考にしている人物が何人かいる。現状肯定的であるが現実を鋭く捉えている大前研一。現状を否定する立場で問題点を指摘する内橋克人。広い視野で日本の文化、歴史を捉える加藤周一。加藤周一ほどの深さには欠けるが、誠実さが伝わる寺島実郎。その他、哲学・思想では今村仁司。経済学の岩井克人などである。

 私は企業に勤めており、管理職でもあるので経営についても学ぶことがある。書店へ行くと経営に関する本は山ほど積んである。大概が同じような大差ない内容に思える。部下には手にとって気に入ったものを買って読めばいいと言っている。自分で選んで身銭を切って学ぶということが大事なのだ。元に戻って経済界で参考になる人物は、亡くなった人で言えば本田宗一郎であろうか。奔放な人であったようだが、経営に関しては純粋であり、「哲学」を持った人だった。企業であるからいくらトップが気骨のある立派な人物であろうとも本質的に労働者と利害が反するところがある。実際は哲学だけではなく、経営手腕のあるなしが決め手になる。しかし相対的にはホンダに勤めた労働者は幸せであったことは間違いなかろう。いい経営者か悪い経営者かを見分けるには、城山三郎の書いた本が断然参考になる。

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