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2007年2月28日 (水)

勝ち逃げ組か

 学生時代には考え方が形式的に革新的であったが、企業社会に染まってしまい、時々競争原理や学歴社会に批判的でありながらも一定の出世を実現し、子どもは私学に通わせている。そのような中年の生き方を稲葉振一郎氏は勝ち逃げと称している。私も外見上はその部類にはいるのかもしれない。ただし自己弁護させてもらうと、若い時代からの関心事には引き続き興味を持ち、勉強は続けてきた。

 私のもっとも信頼する評論家である加藤周一氏は、知識人について以下のように述べている。

 「 多くの青年が・・・しばらくすると特殊な専門的領域での仕事以外に、その知的活動をほとんど全面的に停止する。その根本的理由は、決して仕事が忙しいとか、付き合いがどうとかいうような外面的なことではなく、若い時代の活動そのものが、つけ焼き刃であり、なま半可であり、何一つ確かなものを捉えていなかったという事実そのものにほかならない。」

 知的活動の停止。それは避けなければならない。

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